ファスティングは回復食からが本番!
「ファスティング」はダイエットやデトックスとして定番の方法ですが、”回復食”にもテクニックが必要なのを知っていますか!?
デトックスが目的なら、ふつうの回復食で良いのですが…。
もし、
ダイエットのためのファスティングなら、回復期の食事を食べ始めてからがスタートです!
ファスティング期間は準備でしかありません。
ファスティングは回復期が重要
ファスティングで体内のリセットができたら、今までの食生活もリセットできるチャンスです!
ファスティングを行うと、体内の消化器官だけでなく「心」もリセットできておりカラダからの空腹感は薄らいでいるはずです。
しかし、
脳がどう反応するかは”回復食”しだいです。
回復食は血糖値を上げない食事
ファスティング中は酵素ドリンクなどの食事で、”血糖値”が上下しにくく空腹感も抑えられているのですが、みなさん回復食に「おかゆ」を食べる失敗をするのです。
ーー血糖値の上下が空腹感を強くする
この回復期に糖質が多い食事をすると、すごく空腹感に負けやすいのです。理由は血糖値を下げるために追加分泌される”インスリン”のためです。
ファスティング後は”おかゆ”のように吸収のよい食事は血糖値が急上昇します。するとインスリンが出て血糖値を急激に下げるのですが、この血糖値が急激に下がるときに”強い空腹感”がおきるのです。
この空腹感は脳から「からだを守るため食べろ」という指令がでているのです。
せっかくファスティングで「心」をリセットしたのに、強い空腹感に耐えられないのです。
ポイント:血糖値を上げる炭水化物(糖質)を控えめに!
回復食のおすすめ
”糖質”が少なく血糖値を上げない回復食は、
- 「プロテイン」
- 「ヨーグルト(プレーン)」
- 「置き換え食品(糖質に注意)」
- 「ココナッツオイル(間食として)」
などが購入しやすくおすすめです。
プロテインはタンパク質とビタミン、ミネラルの補給に最適で、休んでいた胃腸にも負担をかけません。さらに牛乳で溶いて飲むと吸収がゆっくりになり腹持ちもよくなります。
置き換え食品はドラッグストアやネットで手軽に購入でき、栄養バランスもよく考えて作られており安心して摂れます、選ぶ際は一食に糖質が20g以内の商品にしましょう。
ココナッツオイルは中鎖脂肪酸を多く含んでおり素早くエネルギーになってくれるので、コーヒーやスープなどに入れて間食にするのが最適です。
ポイント:回復食の考え方は”空腹感を抑える”ことと”お腹にやさしい”ことです。
回復期後は置き換えダイエットへ
★ファスティング後は置き換えがおすすめ
ファスティング後のからだの状態は「飢餓状態のエコモード」になっているため、ふつうの食事量でもカロリーオーバーになりやすく注意が必要になります。
炭水化物を控えめにするとカロリーコントロールがしやすく、夕食を置き換えるだけでも十分効果的です。
置き換えの食品例としては、
- 「プロテイン」
- 「置き換え食品(酵素やシェイクタイプ)」
がおすすめです。鶏のささみやバナナなど生鮮食品は購入やストックが大変です。
★プロテイン:タンパク質が豊富で吸収がいいので活動量が多めの人におすすめ。
★置き換え食品:シェイクやスープなど飲みやすく、栄養バランスもいい。
朝食、昼食:置き換え無し
朝食、昼食はおかずをしっかり食べてご飯を少量にしましょう。
仕事、家事や学校など昼間は活動量が多いので、「少し控えめの普通の食事」で良いでしょう。
夕食:置き換える
夕食は完全に置き換え食にしてください。
牛乳で溶いたプロテインや、シェイクやスープなどの置き換え食品が良いでしょう。少しお値段が高いですが、置き換え食品は味のバリエーションが多くおいしく続けられます。
どうしても空腹で眠れないときは白湯やホットミルクをすこし飲んで身体を温めてください。
さいごに
あなたの目的は「デトックス」ですか、それとも「ダイエット」ですか?
ダイエットが目的ならファスティングは準備期間で、そのリセットされた身体と心で生活習慣や食生活を改善するのが本番なのです。
ファスティングで”身体と心がリセット”された状態で置き換えダイエットを始めれば、必ず良い結果になるでしょう!
ダイエット成功のチャンスです!!