チートデイを正しくできていますか?
チートデイをしているけど効果がない
って人も多いのではないでしょうか!?
チートデイはダイエットの停滞期を乗り切るテクニックとして効果的です。
でも、
間違ったやり方をしている人も多くいると思います、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
チートデイを分かりやすく解説します
今回は、
チートデイのタイミングとやり方を解説します。
チートデイについて
ダイエットしている人なら一度は聞いたことがある”チートデイ”について説明します。
チートデイとは
チートデイとはダイエット中の停滞期を解消するため「いっぱい食べる日」をつくることです。
チートは英語の”cheat=ダマす”という意味で、
一時的に大量のカロリーを摂って脳に食事制限をしていないとダマし、代謝を上げさせて停滞期を乗り切ろうとするテクニックです。
ーーチートデイのねらい
- 停滞期を解消する
- 代謝を上げる
- ダイエット中の息抜き
ダイエットでは代謝の減少による「停滞期」が最大の敵なのですが、チートデイをすることにより代謝を上げるのがねらいです。
大量のカロリーを摂ることで脳に”飢餓状態ではなくなった”と考えさせるのです。
また、停滞しているダイエット中の息抜きとしても有効で、気分一新して再スタートできます。
チートデイは代謝を上げるのがねらいです!
チートデイのタイミング
チートデイのタイミングについて説明します。
ーーおこなうタイミング
- 停滞期が1週間以上
- カロリー制限中
- ダイエット開始から1ヶ月以上
ダイエットを開始して1ヶ月以上で停滞期が1週間以上も続くようなら完全にカラダが”エコモード”に入っていると考えられます。
これは少ないカロリーで動けるようにカラダが順応している状態です。
そのままダイエットを続けても効果が低いので、カラダの代謝を上げるためチートデイをおこないましょう。
ただし、
週に何回とかチートデイを習慣にする必要はありません。
スマホのアプリなどで記録をつけると、停滞しているか分かりやすいです
チートデイのやり方
やり方としては好きな物を食べてかまいませんが、自宅でするなら中途半端にならないように食品をあらかじめ用意しておきましょう。
ーーやり方
- 1日限定にする
- 基礎代謝の3倍(カロリー量)
- 中途半端にしない
とにかく中途半端にカロリーを摂ることだけはやめましょう、脳に大きな刺激が入らなければ停滞期を抜けることはできません。
チートデイはケーキでもハンバーガーでも何でもかまいません、栄養素など考える必要はありません!とにかく刺激になればOKです。
また、
チートデイを1日でスパッとやめるために、食品を残さないようにしましょう。
(スナック菓子など残すとダラダラ食べてしまうので注意)
チートデイでのカロリー摂取量は、
基礎代謝の3倍くらいが効果的とされています。
基礎代謝量(平均的数値) | ||
---|---|---|
男性 | 女性 | |
18~29才 | 1,520 | 1,110 |
30~49才 | 1,530 | 1,150 |
50~69才 | 1,400 | 1,100 |
*単位:kcal(1日あたり)参照:「TANITA」体組成計の測定項目の見かたについて
25才の女性の場合は1,110×3=3,330kcalを食べることになります、ただ普通に食事量を増やしても足りない場合もあるので、しっかり食べる必要があります。
チートデイは「食べてもいい日」ではなく、「しっかり食べる日」です。
好きなモノを食べていい日だと思っていました…
チートデイはしっかり食べないと逆効果になってしまいます
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する人・しない方がいい人
チートデイにも「した方がいい人・しない方がいい人」があります。
した方がいい人
- 食事制限をしている人
- 体脂肪が平均値以上の人
- ダイエット開始1ヶ月以上の人
ダイエットで食事制限を長くしている人は常にカロリー不足状態なので、チートデイでのカロリーショックが効果的でおすすめできます。
体脂肪がまだ平均値以上で停滞しているなら、完全に”ホメオスタシス”の機能が働いていているのでリセットさせる必要があります。
*ホメオスタシスとは人間がカラダを一定の状態に保とうとする機能
しない方がいい人
- 食事制限をしていない人
- 減量のペースが落ちているだけの人
- 食欲を抑えることができない人
食事制限をほとんどせず、運動メインでダイエットをしている人はチートデイをしない方がいいでしょう。
停滞期の原因は、食べ過ぎの可能性が高いと思います。
チートデイをおこなっても停滞期は解消しないので、食事制限を合わせてしてみましょう。
とくに、
筋トレなどを開始して半年後くらいは、筋肉量が増えてきたことによる体重増加で相対的にダイエットが停滞しているようにみえるだけかもしれません。
運動メインでダイエットしているなら、体重計ではなく鏡で全身を見てみて判断してみましょう。
カラダが引き締まっていませんか!?
また、
体重減少が止まっているのではなく、ただ減少スピードが落ちている人もチートデイはしない方がいいでしょう。
必ず読んでください!
絶対にしない方がいい人は「食欲を抑えられない人」です。
食べ始めると止まらなくなる可能性があるので、自分で意思が弱いと思うならチートデイはしない方が絶対にいいです。
とくに食事制限をしている時に炭水化物を多く摂ると血糖値が急上昇してインスリンが大量に追加分泌され、食事後でも空腹感を強く感じることで食欲に負けてダイエットが続かなくなる可能性が高くなります。
チートデイは正しくすれば効果的です
チートデイまとめ
チートデイは人間の”ホメオスタシス”というカラダを一定に保とうとする機能をリセットすることで、ダイエットの停滞期を解消させようとする方法です。
停滞期の理由の多くは基礎代謝の低下です。
食事制限を長くしていると、少ないカロリーでも生き延びれるようにカラダが基礎代謝を低下させてしまいます。
ーー停滞期イメージ
開始直後は「消費カロリー>摂取カロリー」
段々と基礎代謝が下がる
「消費カロリー≒摂取カロリー」になり停滞
チートデイで爆発的なカロリーを摂り、脳をダマすことで基礎代謝を上げるようにするのです。
基礎代謝が上がれば消費カロリー量が増えてまた減量が進みだします。
チートデイは、
”食事によるショック療法”なのです。
Q&A
ーー答え
好きなものを食べてかまいません。
ただし食事制限をしていると量を食べれなくなっている場合もあるので、高カロリーのチョコやスナックなどを利用するのがおすすめです。
ーー答え
習慣にするのではなく停滞したときだけにしましょう。
毎週するようになると、いつの間にかダイエットをやめている可能性が…。
ーー答え
もちろん増加しますが一時的です。
チートデイ後の数日は体重を気にしないようにしましょう。
さいごに
チートデイを停滞期に上手くおこなってダイエットを成功させましょう!!
ただし、
食欲に負けてチートデイをどんどん増やすことにならないように気をつけてください。
チートデイはダイエットの味方でもあり、敵でもあります。
チートデイは食材をあらかじめ準備しておくのがコツです
もう、停滞期が来ても乗り越えられそうです!